鉄フライパン買いました【新しい相棒】

日常

鉄フライパンというロマンあふれる道具

料理男子たるもの、やはり鉄フライパンではないでしょうか。

使い込むほどに味が出る。手入れさえすれば、半永久的に使える。

使い続けていれば、油膜が張って料理がくっつかなくなる。

「フライパンを育てる」という感覚が、男心をくすぐりますよね。

非常にロマンあふれるアイテムだと思います。

世代を超えても使い続けられるのも、

魅力の一つではないでしょうか。

お気に入りの道具を手に入れると、仕事へのモチベーションも

変わってくると思います。

毎日コンロの前に立つのが楽しみです。

鉄フライパンの魅力

鉄フライパンの魅力といえば、

やはり「料理が格段に美味しくなること」です。

強火で一気に仕上げることができます。

チャーハンはパラパラに、野菜炒めはシャキッと仕上がります。

肉の焼き具合もやはり、違いが出てきます。

鉄フライパンで焼くことによって、

「美味しい焦げ目」をつけることができます。

目玉焼きを焼いてみても、美味しさが違います。

「メイラード反応」と呼ばれる美味しい焦げ目。

これが香ばしさの正体です。

気になる鉄フライパンの扱い方について

重さ

まず、鉄フライパンは重量があります。

直径28cmで1.2kgほどあります。

テフロン加工のフライパンの軽さに慣れてしまうと、

少々鉄フライパンは重いと感じるかもしれませんが、

使っているうちに慣れてきます。

油慣らしが必要

新品の鉄フライパンは油膜が張っていないので、

料理がくっついてしまいます。

以下の手順で油慣らしをして、せっせと油膜張りに励みましょう。

1.煙が出てくるまで鉄フライパンを熱する。

2.サラダ油を100ccほど入れ、引火しないように注意しながら熱する。

3.濡れタオルの上にフライパンを乗せ、油を冷ます。

この工程を2~3回繰り返します。

加熱して酸化した油を冷ますと、粘りが出ます。

この粘りが油膜になります。

油膜さえ張ってしまえば、オムレツや目玉焼きを作っても

くっつかなくなります。

10日程度使っただけでも、このようにいい感じに仕上がります。↓

油返しが必要

鉄フライパンで調理を開始する際は、

「油返し」という作業が必要です。

1.煙が出るまでフライパンを熱する

2.いつもより多めの油を入れ、全体に馴染ませたら、

ポットなどに油を戻す。

これが「油返し」です。

強火のままでは料理が焦げてしまうので、

弱火~中火にして調理開始です。

テフロン加工のフライパンとは違い、十分に予熱しないと、

料理がくっつく原因になります。

調理後の手入れ

鉄フライパンを洗うときは洗剤を使うと、

せっかくの油膜がはがれてしまうので要注意です。

お湯とタワシでさっと洗い、火にかけて水分を飛ばします。

もし、食材が焦げ付いてしまった場合はしばらくお湯に

浸ければ自然とはがれてきます。

サビの原因になるので、水分は必ず飛ばしましょう。

愛着があれば、この程度のひと手間は惜しくないかと思います。

鉄フライパンは、熱すると持ち手が熱くなるので

「つかみ」といってタオルなど必要になるかと思いますが、

私の愛用している鉄フライパンは持ち手が樹脂のものなので、

素手でも平気です。グリップも良く、ガンガン振れます。

26cmにしようか、28cmにしようかずいぶん悩みましたが、

いつも大体4~5人前を作っているので28cmにしました。

結果、大正解。鶏もも肉2枚焼けます。

ハンバーグも4個焼けます。

家族の分を一気に作るのであれば、28cmがぴったりです。


十分な予熱、油返し、調理後の水分飛ばしなど作業工程は

増えますが、その手間も惜しくないほど

鉄フライパンは魅力ある道具だと思います。

多少手荒に扱っても、びくともしない堅牢さも気に入っています。

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